定刻よりちょい遅れて18時32分ごろの開始。
試合は出だしから投手戦に。
東浜は序盤に打ち崩せないと厳しいわなぁ。ランナーを出すも後が続かず、という展開が続いた。
一方の先発今永は好投。これはハマのエースですわ。
そんな中、唯一の(と言っていい)失投を見逃さず、2回に松田が先制のソロHR。まじかー。
このへんで寒くなり小雨もぱらつき始める。
当方、暖を求めて売店へ。焼酎お湯割りあったまるー。
試合は5回。
雨足が強くなり、ここからコンコース内へ一時避難。
自販機の近くでモニターを見上げながら応援。
スタメン起用に応える白崎のソロとロペスの2点タイムリーで逆転。
その場で周囲にハイタッチしまくりで場内大騒ぎ。
結局今永は8回途中まで被安打2の好投でマウンドを降りた。
場内からはねぎらいの拍手が。
8回裏、一死三塁で打者は柳田。
三番手・砂田の初球を引っ掛けて投ゴロ。
よっしゃこれで本塁アウト…と思ったら、嶺井がファースト送球を指示して打者アウト。
三塁から城所生還して3-2の1点差に。
9回表、追う展開にも拘らず鷹は「KING of CLOSER」サファテ投入。
こうなるとヤスアキに抑えてもらうことを祈るしかなく。
9回裏、ハマスタ場内にもゾンビネーションが流れ、場内みんなでヤスアキジャンプ。
一死走者なしで迎えた4番、内川の打球は、高々と舞い上がり、レフトスタンドへ。
歓声とも悲鳴ともつかぬ叫びが場内にこだました。
ここへ来て試合は3-3の同点、延長戦に。
しかしあの場面で打つんか内川…。
とにかく点を取らなきゃいけない状況で、立ちはだかるのは守護神サファテ。
9〜11回と3イニング登板。これは来日以来初だそうで。
気迫を前面に出し、選手のみならず1塁側内野席の観客をも鼓舞する。これが神か(震え)
そして11回裏、二死一・二塁。バッターボックスには川島慶三。
三上の投じた球が、ライト前へはじき返される。
二塁走者の福田が一気に本塁を狙う。そして梶谷のバックホームは、嶺井のミットの上方へと逸れた。
3-4。
ホークスのサヨナラ勝ちで、日本一が決定した。
近年この時期は、CSや日本シリーズで鷹の勝敗に一喜一憂してて、それは幸福なことだけど。
今年ほど、ホークスが優勝して「悔しさ」が先にたった年はなかったなぁ、と。
「敵」として見たホークスは、強かったです。
ベイスターズは持てる全力を出し切り、2勝4敗で力尽きた。
勝つために打てる手をすべて打ち、それでも及ばなかった。
去年に続くCS進出、そして19年ぶりの日本シリーズへ。
最後まで野球を楽しませてくれたことに、まずは感謝。
課題もまだまだ多いと感じたし、まずは来年。
今度はセ・リーグ王者として、決戦の地に帰還してくれることを願って。
ホークス優勝の喜びとベイスターズ敗退の悔しさが入り混じったまま、半ば放心状態で宿へ戻ったのは12時過ぎだった。