多楠の日記@はてな

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なんだよここは天国か(2日目)

10時ちょい前にチェックアウト。
京都駅のロッカーを確保してから、そのまま折り返し地下鉄に乗車。


何気に京都の「地下鉄に、乗るっ」のは初めてだったり。
なおこのポスターは前日市バスに乗った時見た。いいのかそれで。


烏丸御池で下車し、ちょっと歩くと今日の目的地。
「京都国際漫画ミュージアム」。


目的は、開催中の「だがしかし」展…ではなく、単純に「マンガの壁」に行ってみたかったのよね。
京都市内で10年くらい前まで営業してた貸本屋さんの蔵書を中心に、1970年代以降の漫画5万冊が、手に取って読める状態で並べられているという。
マンガ読みにとっては夢のような空間。


既に手放しててしかも電子書籍になってない本とか、読みたかった過去作が山盛りに。


あだち充「ナイン」。
今読んでもおもろいわー。この長さで高校3年間きっちり描いてるのが好き。


同じくあだち充「みゆき」
…今考えても鹿島みゆきの「第一志望大合格したけど、惚れた男を追って浪人選択」は正直重すぎて引くわー。
そこまでやって最終的に勝つのは義妹ってのがまた。


史村翔&新谷かおるファントム無頼」。
エリア88」はスコラ文庫版が電書になってるんで全巻買ったんだけどこっちはkindleにないんよね。
久々に読んだけどおもろかった。


那須雪絵「フラワー=デストロイヤー」シリーズ。
星野架名「緑野原学園」シリーズ。
氷室冴子山内直実なんて素敵にジャパネスク」。
わかつきめぐみSo What?」。
うわーどれもなつかしすぎるー(悶絶)。
このころの白泉社系少女漫画は俺の血肉になってるなぁ確実に。


江口寿史「すすめ!! パイレーツ」。
実はこれが読みたくなって、てのが今回訪問した大きな理由だったりする。
や、完全版は持ってるんだけど「それからのパイレーツ」収録されてないんで(ジャンプコミックス版の最終11巻に入ってる)。
犬井さんの見開き2ページぶち抜き巨大化とか懐かしーなぁ。流星五郎そいえばこんなキャラ外見だったか(ネタは覚えてたけどデザインがあやふやだった)。
あらかじめ予約しとけば掲載号のジャンプも閲覧できたんだけど。惜しい。


他にも棚いっぱいの漫画を自由に手に取って、館内好きなとこで読める(読み終わったら元に戻すのだけは忘れずに)。
これで1日800円(再入場可能)ってなんだココ天国か。俺今日も死ぬのか。


雁屋哲池上遼一「男組」(70年代サンデー連載。その後のいろんな作品にも影響を与えてるそりゃもうすごい漫画)の10巻くらいまで読んだところで、残念ながらタイムアップ。
ここ絶対また来る(決意(といっても絆地獄ではない(そらそうよ


あ、開催中だった「だがしかし」展も見た。
10話分くらいの複製原画+ネタになってる駄菓子の現物展示。これもおもろかった。


13時半ごろに退場。途中で昼メシを済ませ、そのまま徒歩で四条河原町方面へ。
錦小路って歩いたのほぼ初めてだったけど、あの密集具合で商売として成立するだけの需要があるのがすげーなぁと思った(田舎者の素直な感想)
とら店内を軽く覗いたところで、駅へ向かう時間に。


バスで京都駅へ戻る。
そいえば京都の市バスも電子マネーに対応したのね。絶対組合が反発して無理だと思ってた(偏見)


16時の新幹線で西への帰途に。
次回は…いつ来れるかなぁ。
ただ、その時は絶対漫画ミュージアム再訪する(決意(絆地獄ではない(またか