多楠の日記@はてな

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「田村ゆかりファンクラブイベント2020」@パシフィコ横浜国立大ホール(2020/11/23)

開場10分くらい前から列形成を開始。

いつもの海側で待機してたけど、入場口は表に回って、だった。

検温と手指消毒ののち、身分証による本人確認を経て場内へ。

 

ロビーは流石に話し声がするけど、ホール内は静寂。同行者と小声で会話してる人はいたものの、その声が逆に目立つくらい。

これはいつもと全然違ってて「やっぱおまいらすげーなぁ…」と思った。絶対にこのイベントを「社会的に」失敗させないという強い意志。

座席は1つ空けの市松模様。自分の前後左右が1席づつ空いてる配置になってた。

自分の席は通路から2番目だったので、通路側の席に上着と荷物を置いて足元すっきり。

 

空気が乾燥してて(いつものスモーク炊いた感じじゃないせいかもしれない)ちょっと喉がイラついたんで、龍角散ダイレクトを1包。

水分補給用のペットボトルと、ペンライトを用意して、開始を待った。

なお今回は影ナレ(開始前の本人アナウンス)無しでした。

 

MCは天津・向さん。去年の横浜文体(ピュアセレクトの奇跡)以来か。

…というか、(少人数のハワイはあったにせよ)こんなに客席に人を入れた、ゆかりん単独のイベントがあれ以来、という話から。

向「こんなにみなさんと会わないのも珍しいというか」

ゆ「いや、そうでもないよ? 前のメーカー辞めたとき。」

 

「叫んだり大声出したりはダメだけど、笑いは生理現象だから! 無理にこらえなくていいからね!」との言葉もいただきつつ。

ステージから見ると、座席が斜めに1列になってて面白いとか。

物販のマスク、包装してたビニール臭が強いからあまり無理しないで普通の付けていいよって話とか。

 

最近何してますか? という話から「サッカーとゲームと、あと競馬?」「ニートじゃないですか!」「でも読書には行かなかった。電書で買った『永遠の0』も8ページで止まってる。主人公出てきてない」「『永遠の8』ですね」などと。

 

そしてゲームの話から「最近は配信やってるじゃないですか」という流れで、1つ目のコーナー・「Dead by Daylight(デドバ)」のマルチプレイ生実況に。

プレイヤー4人はゆかりん、向さんのほか、スタッフからアダムさんとワタナベさん。

ここで「ちょっと寒い」と、ゆかりんがウサ耳のパーカーを羽織る(かわいい)。

「これ着てると語尾を『ぴょん』にしないといけないんだよなー…ぴょん」その後すぐ忘れてましたが。

スクリーンにゲーム画面。その右上にハート形のワイプで、プレイ中のゆかりんの顔が抜かれる感じ。

 

1回目は見事ノーミスで脱出成功。ゆかりん上手い。

気をよくしての2回目、不慣れなスタッフの渡辺さんに替わって、プレイ中の騒ぎっぷりが面白いもっちー(男爵のピアノ担当・ラビさん)が参戦。

2戦目はキラー(敵プレイヤー)が強く、どんどん狩られて全滅状態に。敗北後なかなかトドメを刺さず嬲られてるような状態になって、「早く殺してー」と言いながらスクワット運動を繰り返すゆかりん&向さんのPC。同じくスクワットを始めるキラー側。シュールだ…。

かなり時間が押してしまい、そのままコーナー終了に(回線は切らず、未操作で放置する状態で撤収されてた)。

 

続くコーナーは「おしえてゆかりん」。ゲストにノリロングさん登場。

会報でやってる質問コーナーの出張版で、参加者には事前にメールで募集が来ていたのでした。全体的にゆるゆる。

 

Q1:サンタさんにお願いするとしたら?

ゆ「これ言ったらまたなんか言われるんじゃない? …彼氏。」

ノ「こういうご時世だしあの人も大変ですから、ゆっくりしてくださいと」

ゆ「優しい…ひょっとしてさっきの鬼(DbDの敵キラー)はノリさん!?」

 

Q2:好きなお鍋は?

ゆ「すき焼き。味が濃いから。カセットコンロで作ってる」

向「僕は水炊きですね。ずっと昔から水炊き。水炊きの優しさに包まれて生きてきました」

ノ「本物のコンロは長いこと使ってないけど、カセットコンロを買ったんてしゃぶしゃぶを」

ゆ「ノリさんの料理おかしい。たまに写真送られてくるんだけど…あースマホ楽屋だ。豚肉の塊を茹でてる写真とか」

ノ「800グラムの豚肉を茹でたり。ゆかりさんに出汁を入れるといいよって言われたんで、あごだしを入れてみたけど味しない。分量が分からなくて、とりあえず肉が多いから4袋くらい入れたんだけど「

向「まぁ出汁ですから。味は染み込まないと思います」

 

Q3:2021年はどんな年にしたい?

ゆ「まーこれはね。前みたいに普通に暮らしたいよねー。」

 

Q4:最近の失敗した買い物は?

ゆ「えー思いつかないなー。ノリさんは?」

ノ「浄水器を。蛇口に取り付けるタイプのやつ。2回買って、2回とも大きさ間違えた。最初に買ったのが合わなくて、それより大きいのを買ったらまた合わなくて。」

ゆ「1回間違えたらちゃんと大きさ測って…。でもゆかりも人の事言えない。15センチくらいの紙袋が欲しくて買ったら、届いたのがすごいちっちゃかったの。飴玉3個くらいしか入んないやつ。」

向「買う前に大きさ確認しましょうよ!」

ゆ「いやーなかなかわかんないよ。間違っても仕方ないって。」

ノ「そうそう。」

向「あれ、俺負けてる!?」

 

この質問でコーナー終わり。ここまででMC向さんは退場して、前半終了。

向「ここまでは天津MC…じゃない。天津向でした。大きさ間違え(ノリ)、大きさ間違え(ゆかりん)、自分の名前間違えの三人ということで」

 

後半冒頭はVTRから「ゆかりんとおうち de デート」。

お馴染みのバーチャルデート企画、今回はビデオ会議システムを使ってのリモートデート、という演出に。

しょっぱなはビデオ会議あるある、音声が聴こえないネタから。

マイクのスイッチを無事入れて、デート開始。

こちら側はパシフィコ横浜のバーチャル背景を使用してるらしい(笑)。

ゆかりんは自室…「これもバーチャル背景だよ?」。そこへ扉を開けて部屋に入ってくるお母さん(ビデオ会議あるあるその2)。

「最近のバーチャル背景はよくできてるよねー」そうですねー(棒)

「ちょっと飲み物取ってくるね」と立ち上がるゆかりん。下が短パン見たいなカッコでお御足が(眼福のビデオ会議あるあるその3)。

飲み物とケーキを持ってくるゆかりん。服も着替えてた。

こちら側は飲食禁止と伝えると、ケーキを食べさせてくれるゆかりん。そして消えるケーキ(時空の歪み)。

 

その後、ゆかりんの部屋もバーチャル背景で次々切り替わるけど、ハワイ背景のところへビール片手にお父さんが入ってきたりデドバのゲーム画面(ゆかりん「焚き火だよ?」)になったり。

 

部屋に戻って、キャンドル持ってきて照明も消して、「あのね、あなたのことが…す」屋外のサイレン音やら犬の遠吠えやらに掻き消される(ビデオ会議あるあるその4)。

 

じゃあまたね、とリモートデートが終わったけど、ゆかりん回線が切れておらずニーソ生着替えのライブ中継状態に(ビデオ会議あるあるその5)。

 

ご時世を反映しつつ、面白いバーチャルデートではあったけど、やっぱどっか行きたいよなーという正直な気持ちも沸き起こる。

 

そして映像の後は、アコースティックライブのコーナーへ。

そら現状でフルバンド構成は厳しいわな。ギターのノリロングさんとピアノのもっちーさん、3ピースで登場。

1.星屑スパイラル

不覚にも1曲目の冒頭「夢じゃない めぐり逢えた奇跡」でこの1年のいろいろを思い出し、割と本気でボロボロ泣いてしまい。いやー自分にもこんな感情があったのかと。

2.Butterfly*kiss

3.Rainy Rainy Sunday

2曲目以降もペンライトを膝の上に乗せてのハンドクラップが多かった。

 

MCでも「アコースティックだけど、悲しい曲は避けて。コール曲はどうしてもみんなの声が聴こえちゃうから外した。ベースの効いてる曲も、メリーさんの顔が浮かんじゃうからアウト。」とのこと。

こんなコロナのこと話すつもりなかったんだけどなーと言いながら、泣きながら、「世界が変わってしまって、それでもみんながいてくれてよかった。来てくれてありがと。」と。

 

4.sweetest love

5.あなただけに〜it's only my love〜

この辺でまたボロボロと泣く。

「会えない寂しさ 吹き飛ばせるくらいの日々 2人で作ろうね Sweetest Love」

「逢いたいよ気持ちがこぼれて あなたといる風景 描いた空」

いやいかんでしょ。

6.恋と夢と空時計

コールしたい気持ちをみんな堪えて、自然と生まれた「ゆーかりん(pa-n papan)」のクラップが広がっていく。

ペンライトでハートマークを描いてる人もいた。声を出せない中でも、気持ちを乗せていく。

 

7.Heavenly Stars

ゆかりん曰く、「なぜか盛り上がらない曲」。ノリさんの「せーの。」の声に合わせて、サビのバスドラムを再現すべく両手で自分の腿を連打することに。

ゆ「このくらいなら詰所の人も大目に見てくれる! はず!」

8.Melody

Bメロ付近で歌詞をミスってやり直し。「寂しい間違えかたになっちゃったからさー」。

9.永遠のひとつ

 

そして、最後のMCへ。

来年に延期となったライブの日程は「目下調整中のためもう少し待ってね」とのこと。やっぱり会場の取り合いになってて難航してる模様。

「今年はツアーもその後のちょっとした仕掛けも、このファンクラブイベントも決まってて、やる気になってたのに、こんな状況になって。」

「『エンタメが世界を救う』とか、そんな高尚なことは思ってなくて。私がいる世界で、私を好きでいてくれる人たちと楽しめたらいいなって。来年はみんなの声を聴かけるといいな。」

「こんな状況だから、なかなか来たくても来られない人とか、(このへんゆかりん涙声)もう…来れなくなっちゃう人とか、いるかもしれないけど。」

「あんま心霊とかそういうのは信じてないんだけど、それでも、来れなかった人も、来れなくなっちゃった人も、このへんに(ステージ下手の上空に円を描きながら)来てくれたら嬉しいなって思います。」

「みんな元気で。また来年会いにきてくれたら、嬉しいです。」

「今日は本当に、来てくれてありがとうございました。『またね。』」

 

19時半ごろ終了。約2時間半。拍手のうちにイベントは無事終了しました。

客席はいつもの三本締めや三連締めもなく、案内に従って順番に規制退場。

 

また、次回。来年のツアーで会いましょう。必ず。