多楠の日記@はてな

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「マリア様がみてる」観に行ってきた。

去年の11月公開だったから2ヵ月半遅れか。
地元の映画館で、1月末までの2週間限定で掛かってたんで観てきた。
1日1回の公開で、他に客居ない…と思ったらCM諸注意が始まったくらいで1人来た。結局2人。

映画は原作小説のエピソードをトリミングして、巧く90分にまとめてる。
終わり方はベタだけど良いな。マリア像の前でワルツが無かったのは残念だけど。
台詞とか全般に芝居が強いんで、スタッフロールのオフショット集も含め「年頃の少女たちを使って「マリみて」の映画を作りました」感が。
作品自体が浮世離れした世界観だから、この演出は正解だと思った。

この1冊目のエピソードはそもそも完成度がすげぇ高いってのを再確認できた。
ただこの演出とキャストでやるのはここまでだなぁ。黄薔薇革命以降は厳しそう。

原作既読で未見の人にはオススメ。