多楠の日記@はてな

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遂に「その日」が

[PDFにつき注意]
・寝台特急「はやぶさ・富士」(東京〜熊本・大分間)を廃止します。
・快速「ムーンライトながら」(東京〜大垣間)を、春休みや夏休み期間などご利用が多い時期に運転する臨時列車にします。

(JRプレスリリース)
16ページ目、最後の最後に記述あり。

ブルートレイン第1号「あさかぜ」誕生から51年。
山陽新幹線の博多開業から34年。
2009年3月、遂に「東京発九州ブルトレ」の灯が消える時が来る。

夜行寝台用の285系サンライズ」は直流用電車車両なんで、交流電流の九州へは単独乗り入れ不可能。
直交両用の寝台電車、たとえば「585系」を新造するなり、あるいはE26系に次ぐ新たな客車寝台車両の投入が無い時点で、いずれ訪れる結末は見えていた。
08春は関西発九州行きのブルトレが全廃。09春で、九州にやってくるブルートレインは消滅する。

全国的に見てもいわゆる「ブルトレ」は、上野から北へ向かう「あけぼの」「北斗星」「北陸」、
大阪から北へ向かう「日本海」「トワイライトエクスプレス」の5本のみ。
カシオペアはE26系っつー1編成しかない特殊車両を使った臨時列車なんで除外。銀色だし(笑

学生時代、2泊3日(車中2泊)で上京とか良くやってた。
当時の熊本〜東京間は、学生なら飛行機でスカイメイト利用が最安。次がブルトレ往復だった。
まだ早割とかが一般的じゃなかった頃の話ね。
熊本を出るのが16時半ごろで、10時半から11時前くらいに東京着。
東京発が18時ごろ、熊本着はもう昼だった。

昼前にサンシャイン着いて、コミックキャッスル回って神保町寄って帰るっていうのが年4回のパターン。
長期休暇の時は国会図書館も何回かこの方法で何度か利用したなぁ。

俺も最近のコミケやライヴ参加ではもっぱら飛行機使用だし「そういう時代」だとは思う。
しかしそれでも、あの独特の雰囲気を、今後新たに味わうことの出来る人がどんどん減っていくってのは
寂しいものがある。

あの4人がけシートで自分以外の3人っつーか同一車両の大半が、当時富士にあった某宗教団体の
本部へ赴く信者だった時のあの恐怖とかな。教団の合言葉とは真逆で本当に最悪だったyo!

来春までとなると乗車機会が無さげだなぁ。今は上りの博多発が17時半ごろだったっけ。
関西帰りに使う場合、大阪発の下りが25時ごろで、博多着が10時…翌朝7時発のぞみの方が早い(苦笑